『想い』



「我は…皇帝レヴィアス…正統なる者…」


愕然とする者達の前で淡々と語る黒髪の男…
先刻までは同じ仲間として一緒に行動していた者の突然の裏切り。
風貌は変わってはいたが面影はあった。
闇に浮かぶ金色の瞳が怪しく光る。


「アリオス……何故…」
「アリオス…その名前にはもう用はない…」


裏切られた事へのショックが大きいのか、誰一人として上手く言葉が出てこない。
そんな中、一人まだ信じられないような困惑を見せる者がいた。
その時の顔が俺の脳裏から離れる事は一生ないだろうと思うほどだったのだ。


「………オスカー様…」









「あのなぁ〜…心配なら直接本人に聞けば良いだろぉ〜が!」


あれからオスカー様の様子がおかしい。
大体の予想は付くのだが…それを認めるのが怖かったんだと思う。
その事には触れないようにオスカー様とは接していたつもりだったんだけど、やっぱりどこがぎこちないのがバレていたらしい。
ゼフェルにはとうのお見通しだったようで、何故か怒られてしまった。


「べ、別に…ゼフェルには関係ないだろ…」
「あぁ〜!!…イライラするんだよ……オスカーの事が気になるんだろ?」
「わっ…ちょっと、声が大きい!!!」


宿泊先のロビーのソファーに腰掛けて外を見ているオスカー様が近くにいるのに、ゼフェルはわざとなのか大きな声でオスカー様の名前を口にした。
慌ててゼフェルの口を塞ごうとしたが、当の本人には聞こえていない様子でホッと胸を撫で下ろす。


「と、とにかく…今はそっとしておいた方が…」


チラっと横見でオスカー様を見ると、立ち上がったまま部屋の方へ向かって行くのが見えた。
その背中も寂しげで、見ていると心の奥がチクチクと痛む。


「いいから…ほれ、…ココにでもアイツ連れて行って、慰めてこいよ…。何かなぁ〜調子狂うんだよ…煩いの二人がおかしいとな」
「………」


俺は、ゼフェルが頭を掻きながら出してきたチラシに目をやった。









コンコン…




「誰だ…?」
「オスカー様…俺です…」
「…ランディか?」


オスカー様は声で俺の事を分かってくれた。
長い付き合いだから分かるのは当たり前かもしれないけど、オスカー様が俺の名前を呼んでくれただけで胸が熱くなるのが分かる。
静かにドアを開けると、また外を眺めていたのか…部屋の窓枠に腰掛けていた。


「どうした…」
「あ、あの…」


少し無理をしているのが分かる笑顔を向けられ、俺は真っ直ぐオスカー様の目を見る事が出来なかった。


「あの…オスカー様……」
「……悪いな…」


まだ何も言っていない内に、オスカー様がいきなり謝ってきた。
何故オスカー様が謝るのか分からなかったが、不意に合ってしまった瞳を見て胸がズキっと痛んだ。


「心配…してくれているんだろ?」
「あ…えっと……ジュ…ジュリアス様も心配してました…」
「そうか……」
「あの、…俺も、です……」


オスカー様が立ち上がり俺の傍まで寄って来た。
顔を上げずにいられない俺の顔は、多分今真っ赤になっていると思う。
そんな恥ずかしい葛藤をしている俺の頭に、オスカー様の大きな手が包み込むようにして触れて来た。


「悪かった……心配かけて…」
「謝らないで下さい…」


クシャクシャと撫でられる頭越しに、オスカー様の悲しみが伝わってくる。
きっとオスカー様は……アリオスの事を考えていたんだろう。

俺の中で何かが切れた…

オスカー様を悲しませている者の存在に、少なくとも良い気持ちはしない。


「大丈夫だから……」
「………あの人の…所為、なんですよね……」


俺の言葉にオスカー様の体が強張るのが分かった。


「ランディ…」
「アリオス…なんでしょう?」
「…………」


アリオスと名前を発したおかげで、積もりに積もった憎しみがどんどん言葉になって出てくる。
オスカー様の気持ちも考えずに、怒りに身を任せてしまった。


「アイツの事、好きだったんですか!!そうなんですよね?…どうして、あんな奴…早く忘れてしまえば良いのに!!」
「ランディ…落ち着け…」
「落ち着いてなんかいられませんよ!!…アイツは敵だったんですよ?どうしてそんな顔が出来るんですか…」
「ランディ!!!!」


オスカー様が怒鳴った……
オスカー様は、怒りに任せて人を傷つける様な言葉を口にする俺に怒鳴りつけたんだ。


「良いか…そんな軽い言葉では済ませられないんだ……」
「そんなに…好きなんですか?」
「………分からない…」
「…………」


きっとオスカー様にとってアリオスは…特別な存在なのだと思う。
口にしなくても分かる事…でも、口にしないと届かない想い……全てが上手くいかない…
そう、俺も…オスカー様も…


「忘れて…下さい…」
「…何を言って…」
「俺が……忘れさせてあげますから…」
「………本気か?」


オスカー様が信じられないと言わんばかりの顔で俺の顔を覗いて来た。
恥ずかしくて顔が上げられないままだけど、それでもオスカー様を思う気持ちは本物だから。


「楽しい事とか…笑っていられる事…オスカー様が不安にならないように…」
「あのな…ランディ……」
「俺、オスカー様には笑顔でいて欲しいんです…いつも通りのクールで格好良い、俺の憧れてるオスカー様でいて欲しいから!!」


泣きそうになる気持ちを必死で抑える。


「アリオスの事…忘れて下さい!!」
「………悪いな…ランディ。俺はな…思い出を容易く捨てられるような男じゃないんだ…」
「オスカー様!!」
「……弱い男なんだぜ…」


俺の心臓を抉り取られたような、そんな気分になった。
気持ち悪くなって、頭の中がグルグルする。
こんなの俺の好きなオスカー様じゃない…こんなオスカー様、知らない。
俺の拳を握る力が限界を達したように白くなっていった。


「ランディ…すまな…」
「そんなの、オスカー様らしくない…オスカー様じゃないです!!!」
「ランディ…!?」
「俺の知ってるオスカー様は、そんなんじゃない!!」
「………そう…かもな」


あくまで柔らかく笑顔を送るオスカー様を、これ以上見ていられなかった。


「もう、勝手にして下さい!」
「ああ……そうするよ…」
「!!?………っ、失礼します…!!」


俺は振り返りもせず、オスカー様の部屋を後にした。









「おいっ…どうなったんだよ……おいっ、ランディ!!」
「…煩い!!」
「何なんだよ…まったく、ランディのくせに生意気だぞ!!」


俺が沈んでいるのを励まそうとしてくれているんだろうな…と思うのは俺の勘違いなのかな…
ゼフェルは俺に背中を向けたまま、嫌味をどんどんぶつけてくる。


「だいたいなぁ、オスカーも趣味が悪いよなぁ〜…」
「決め付けるなよ…」
「決まった事なんだろ?」
「うっ……」


図星を突いてくるあたり、何時もながらの嗅覚だけはすごいと関心する。


「…お前も何であんあキザが良いんだよ…」
「あぁ〜もう、煩いってば…」


俺が顔を上げたと同時に部屋のドアが静かに開いた。
そこに立っていたのは、一枚の紙を持ったオスカー様だった。


「オスカー…」
「オスカー様…?」


ゼフェルと俺は二人してオスカー様を見たまま動けないでいる。
そんな俺達に持っていた紙をヒラヒラ見せながらオスカー様が軽くウィンクをして来た。
俺は慌てて自分の懐にしまったはずのチラシを探ってみたが、なかった…落として来たんだ…かっこ悪いな。


「コレ…誘いに来てくれたんじゃないのか?」
「………オスカー様…」
「さ、遅くならないうちに行くぞ…準備しろ…」
「……あっ、はい…!」


拍子の抜けた俺は急いで上着をタンスの中から出した。


「ゼフェルも…来るか?」
「し、しょぉ〜がねぇ〜な…お前達だけだと心配だから、俺も行ってやるよ…」


そう言うとゼフェルもいそいそと支度をし始めた。









「うわぁ〜〜、綺麗だな…」
「そうだな…」


汚れた心が洗われるような綺麗な風景を目の前に、俺は感動に浸っていた。
宿泊先のフロントに置いてあった宣伝チラシの通り、丘の上から眺めるココの町の景色は最高に良い。
町の上には綺麗なオーロラが彩りを加え、一枚の絵を見ているような気分になった。


「あっ…ごめんなさい、…オスカー様をココに連れて来ようと思ったのに…俺がはしゃいじゃって…」
「気にするな……ランディ、ゼフェル…ありがとな」


久しぶりにオスカー様の曇っていない素顔を見れた気がした。
少しは気が晴れたのかなと思うと、俺の心も少しだけ軽くなるのが分かる。


「それにしても、本当綺麗だな…」
「あぁ…町から見上げるオーロラとは随分違った印象だな…」


しばらくその丘の上で3人でこの景色について語っていたら、随分心が楽になって来たみたいだった。
とりあえず、ゼフェルに感謝…かな?


side oscar







「なぁ、ランディ…」
「…はい…」


丘から下る途中に気を利かしてなのか、ゼフェルは武器屋に寄ると行って別れていった。
オスカー様と二人になった後、少しだけ気まずい雰囲気ながらも先に口を開いてくれたのはオスカー様だった。


「ランディは…俺の事が、好きか?」
「……はい…」
「そうか……」


俺はまた下を俯いたまま、黙ってしまう。
それでもオスカー様は俺に質問を投げかけてくる。


「どこが好きなんだ…?」
「…………えっと…」
「質問を変えよう……何で好きなんだ?」
「何でっ…て……えっと…」


俺が一生懸命悩んでいると、オスカー様がふいに隣で噴出した。
しょがないな、みたいな顔をして俺を見ているオスカー様がいる。
理由なんか分からない…ただ、好きなんだ…こうして俺を見てくれるオスカー様が…


「そうだ…それで良いんだ………好きな気持ちに理由なんかいらないんだ…」
「オスカー様…」
「理由なんか、あっちゃいけないんだ…ランディ…」
「オスカー様……」


きっとオスカー様は、自分の気持ちと俺の気持ちが同じものなんだと言いたいのだろう。
オスカー様の優しさに、自然と涙がこぼれていた。
何故か分からないけど…涙が止まらなかった。
でも、幸せな気分になれたんだ…少なくとも、俺を否定している訳じゃないんだと思えたからだ。


「ランディ……男はな、簡単に泣くもんじゃないぞ…」
「…はいっ……っぅ…」


そうして俺に今までで一番幸せそうな笑顔を向けてくれる…



……そう、それが最後に見れたオスカー様の笑顔になってしまったのだった………









「本当に良いのだな…オスカー…」
「…はい……」


ジュリアス様がオスカー様の気持ちにケジメを付けさせるように一言だけ告げていた。
オスカー様も浮かない顔をしているが、きっと凄く悩んだんだと思う。
そう思うだけでやっぱり俺の中で納得いかない部分がある。


「一番良いのは…アリオスに分かってもらう事なんですが…」
「そう上手くはいかねぇ〜と思うぜ…」


ゼフェルとルヴァ様が交互にしゃべる言葉が耳に入って、そのまま抜けて行くように聞こえた。


「じゃ、行くとしますか!!」


オリヴィエ様の軽快なGOサインに、みんなでゆっくり歩き出した。









「アリオス……いい加減に目を覚まさないか!!」
「その名には意味がないと言っただろう…」


俺達の敵、アリオスとの対面を果たした。
仲間だった頃の面影は一つもなく、何の感情もない冷たい人形の用に刃を向けて来る。
だいぶ戦力も削られてしまった…アリオス一人にこんなに梃子摺るなんて。


「アリオス…」
「オスカー様っ…!!」


オスカー様が一歩一歩アリオスに近づきながら説得しようとしているのか、一生懸命語りかけているのが見える。
俺がオスカー様を守る…そう思ったら俺の足が勝手に二人の方へと進んでいった。


「俺が分かるか?……」
「オスカー…クッ…だからお前は甘いんだ…」


二人の声が聞こえたかと思ったら、アリオスの姿が一瞬消え…オスカー様を後ろから羽交い絞めにする。


「オスカー様を放せ!!!」
「威勢の良いガキだな……」
「何ぃ!!?」


オスカー様がアリオスの隙をついて、その場から離れた。
これで心起きなく戦える…そう思い、すかさず剣を構え懐を狙いダッシュをかける。
剣と剣の擦れ会う音が響く。
アリオスの圧倒的な力の強さに、冷や汗が出て来た。


「くっ……くそっ…」
「どうした……そんなんでアイツの面倒が見れるのか…」
「黙れっっ!!」
「アイツの鳴く声…最高だったぜ…」


俺の怒りを逆撫でするように耳元で小声で囁かれる。


「煩い!!」
「クッ……弱いな…………去れ!!」


そう言って、剣で体ごと押し返されてしまった。
後ろに思いっきり飛ばされ尻餅をつく俺を、すかさず狙ってアリオスが向かって来るのが見える。
このままでは危ないっ……そう思い、つい目を瞑ってしまった。


「……………っ…!!?」


時が止まったかと思う沈黙…一瞬周りがシンとなった気がした。
…温かいものが俺の額に当たる……
恐る恐る顔を上げると、前に大きな影が出来ていたのだった。


「……だ、大丈夫か…ランディ……」
「……えっ……?」


頭で理解する事が出来なかった。
俺の前にはアリオスではなく…オスカー様がいる。
後ろを振り向くようにして俺の安否を問う。


「敵から目を背けるのは……関心しない…な………かはっ!!」
「ぁ……ぉ…オスカー様っ!!!?」
「………」


オスカー様の背中から、血の滴るアリオスの剣が突き出ていた。
その状況が信じられなくて…信じたくなくて…


「オスカーーーーー!!」
「オスカー様っっ!!」


皆の叫び声が聞こえる…
オスカー様が俺の目の前でゆっくりと崩れていくのが見えた。
俺の目の前で倒れていくオスカー様が……


「オスカー…しっかりするんだよ!!」
「誰か…早く手当てを!」


すぐに駆け寄って来たリュミエール様とオリヴィエ様が魔法で治療を始めた。
俺の顔や手にオスカー様の髪の様な真っ赤な血が……


「ぁ…っ…オスカー…さ、ま…」


頭が真っ白になった。


「う、あぁあーーーーーーーーー!!!!!」
「落ち着け、ランディ!!」
「ランディってば、気をしっかり持って!!!」


剣を握り締め、襲いかかろうとする所をゼフェルとマルセルが引きとめ、放してはくれない。


「放せぇーーーっっ、くそっ、アリオス!!!!!」
「おいっ、いい加減にっ…」


アリオスを倒す…オスカー様を傷つけたアリオスを…殺す!!


「アリオス…お前…泣いてるのか?」


俺を抑えるゼフェルが突如そんな言葉を吐いた。
俺は少しだけ冷静さを取り戻したのか、アリオスの表情の変化に気がつく。


「我は………」


そう言うと、アリオスはマントを翻し姿を消してしまった。


「くそっ…逃げるのか!!!?…待てぇーーーーー!!」



 





「……ダメだ…血が…出血が酷すぎる……」
「オスカー様……スミマセンでした……俺…」
「ランディ……お前、の…所為なんか、じゃ…ない…」
「しっかりするんだよ…オスカー…」


俺はオスカー様の冷たくなってきている手を握り、涙ながらに謝った。
そんな俺を宥めるように許してくれる。
オリヴィエ様が抱えるようにして看病していたが、もう魔法ではどうにもならない所まで来てしまった。
一人一人のやりきれない気持ちが入り混じって、重苦しい雰囲気の中息の詰まる思いでオスカー様に語りかける。


「俺が…俺が一人で行動したから…」
「…それは、俺…もだから…」
「オスカー…あんまりしゃべらない方が…」
「ランディ……頼みがある…」


オスカー様が弱々しく俺の手を握り返して来てくれた。
それだけで、涙が止まる事なくあふれ出てくる。


「アリオスを……アイツを助けてやって…ほし、い…」
「………はい…」
「アイツは…今まで、世間から…見捨てられ……いじけて、る…だけ、なんだ…」
「………」
「だから…アイツに……現実、を…見せて……やって…ほし……」


オスカー様の体から急激に体温が低下しているのが握った手から伝わってくる。
後ろでマルセルが声を上げて泣いているのが聞こえた。


「それから……伝えて、ほし………俺の気持ちは…真実、だと……」
「………オスカー様…」


オスカー様の綺麗な瞳から一粒の涙が流れるのをみんなで見つめていた。


「オスカー様の……嘘つき……男は、簡単に泣くもんじゃないって……」
「泣いてるのか…ランディは……………っ悪い…もう、良くみんなの顔が見えないんだ…」


そう言って視点の定まらない瞳で一生懸命俺の姿を探してくれている。
オリヴィエ様がオスカー様の涙を指拭ってあげていた。


「泣いてるのはアンタだけだよ!!!……まったく、情けない男だねアンタは…」
「そう言う…なって、オリヴィエ………」
「ランディは、泣いてなんかいないよ!!!……あんたなんかより…よっぽど男らしい…っっ」


オリヴィエ様は化粧が落ちるのも気にしないで泣きじゃくっていた。
みんな泣いていた…悲しくて泣いていた…
友の…大切な者の尊い命に…涙を流していた…


「ランディ……頼んだ…からな……」
「オスカー様…!!」
「………い、してる……あり、す……」


"愛している、アリオス…"


そういったオスカー様の瞳から光が消えるのが分かった。
全員が見守る中、一つの灯火が消えていく。

この後…誰一人として口を開ける者はいなかったのだった……………









「もう平気なのかよ…」
「何が?」
「何が…って………まぁ、良いケドよ…」


ゼフェルが何かを言いかけて止めたけど、俺は特に気にしなかった。


「それにしても良い天気だな…」
「そうだね…雲ひとつない快晴…か……」
「なぁ〜にすかしてんだよ!!」


そう言ってゼフェルが俺の背中を叩くのと同時に、俺の持っていた花束の中から花びらが一枚ハラリと落ちた。
そんなやりとりをしながら、ある場所を目指して二人で歩いて行く。


「………アリオスは…オスカー様の事、どう思ってたと思う?」
「……アリオスも…本気だったと思うぜ…」
「……そうだよね…」
「じゃなきゃ、あんな涙見せねぇ〜よ…」


最後にアリオスが見せた涙は、嘘じゃない…そう思う。


「着いたぜ……ん?」
「どうした…ゼフェル……」
「コレ…アイツじゃねぇ〜の?」


俺達が足を止めたのは、オスカー様のお墓のある所。
そこに一つ、白いバラが置かれていた。


「きっと、ココに来てくれたんだよ……」
「そうだな……」
「オスカー様……喜んでるよね、きっと…」


オスカー様へのアリオスの気持ちが、何となく嬉しかった。
交わした約束……すぐに果たせそうな、そんな気持ちになる。


オスカー様の瞳の色の様な空を眺めながらそんな幸せな気持ちに浸れたんだ…………


   

                                                                       〜fin〜


writting by ryuugi aone & irustlation by yutaka






小説・碧音"乱ディ"龍戯様、絵・"雄カー"裕の(笑)
風と炎の協力育成でお届けいたしました〜★

うあああああ!!切ない!切ないよう〜!!!(大号泣)
碧音ちゃん!素敵なお話ありがとう〜〜っ!!(><)
だいぶ前にお互いのキリ番ふんじゃった連動企画で、
『勇者ランディ(漢なランディ)なお話v』を僕がリクエストして
頂いたお話で特に萌えたシーンのスチルをお返しするシステムです☆(笑)
もう、かなり前にお話は頂いてたのにこの僕が至らないばっかりに…(涙)
なが〜いことお待たせしてしまって本当にごめんなさいっ!!(><)

いや〜しかし、見事に素晴らしきシリアス!そして天レク設定!
もうね、シリアスを素敵に書ける君を尊敬するよ!!
こんなに心臓わしづかみなお話頂けるとは…!!
もうね、オスカーちゃんの散り際のカッコイイこと…!!
ランディが怒り狂う眼でアリオスを睨みつける勇者っぷり!
最期に人知れず白薔薇一輪添えるアリオス…!!!
なにげにゼッ君もオスカーのこと好きな感じもキュンときましたっ(><)
うあああ〜〜〜パソコンの前でキッタナイ顔で眼から水を垂れ流していたのは僕です。(死)

とりあえずオスカーさんが血まみれで涙してるシーンとラストシーンは絶対入れたかったので!
至らぬサクリアではありますが育成してみましたっ
あと怒り狂う勇者ランディとこっそり涙する皇帝サマね♪
久々に気合い入れてシリアス絵描いたよ〜(><)
こんな感じでいかがかな…?(ドキドキ…)
素晴らしい作品をありがとう!乱ディ♪


アクセス解析 SEO/SEO対策