サラリーマン乱太郎
第2話『乱太郎のみた夢。』


雄:「ちょっとまっててくれないか…?
明日の打ち合わせの件でジュリアス様にメールを…」
恋人A:「ああ〜?いーじゃね〜かよ〜…んなもん後で!!」
雄:「いや、どーしても!
このメールだけは送っときたいんだ…!!!」
恋人A:「…ったく…そんなイイカッコで
目の前うろつかれてるオレの身にもなれよな〜」
雄:「…剥いたのはお前だろー!!
全く…大人しく待ってろ…!!!」



…とかなんとか言ってるうちに恋人Aの手はオスカー先輩の魅惑のフトモモに延び…
オスカー先輩の口からセクシーな吐息が……!!!
『…ああっ直球です!オスカー先輩いっ!!!』
…ボカッ!!!
「うるさいぞ、乱ディ!!」
…痛っナニか四角い固いモノで頭を殴られたような…
そう、それはきっとバインダー。そしてここは出張先に向かう新幹線の中。
そして耳に心地好い甘いバリトン…
「まったく…もはや寝言の域を超えてるぜ?オレが何かしたか…?」
(ナニかをされてるまっっさい中でした!!…じゃなくって…)
「な、何でもありません!」
「いくら移動中とはいえ、この色男前にして寝られちゃあな…フッまあいい。
今日から出張なんだぜ?昨日は、ちゃんと寝られなかったのか?」
「いえ、初めての(二人きりvの)出張で…緊張しちゃって…ハハッ☆
「今日の取引先のお方はなかなか曲者だからな…心してかかれよ?(微笑み)」
「はいっ…!!!」

絶対、おとしてみせます!オスカー先輩!!
見てろよ、恋人だか変人だか変態だか知らないけど、オスカー先輩は渡しませんから!!
(by乱太郎)


…クッせいぜいあがいてみろよ、ガキ!
お前のみた妄想、近い未来に現実にしてやるぜ…!
(by恋人A)