炎:「…くか〜…」
水:「おやまあ、ずいぶんと無防備に寝てらっしゃること…。
フフ、せっかくですので今のうちに…(微笑)」


その後の水様と炎様。

うとうとうとうと…
めずらしくオスカーは人様の館で熟睡してしまったらしい…
あまりの寝心地のよさになかなか目をあけられないでいた…
うっすら意識が覚醒しだしてきてぼ〜とした頭でオスカーは考える。
………!!!
ハッとして飛び起きたオスカーを水色の綺麗な髪をもつその人がにっこり笑って
頬つえついて見下ろしていた。
「おはようございます、オスカーv」
(げげっ!!!そうだったー!!リュミエールの館に来てたんだ!!)
「すまないな、リュミエールどうやら寝ちまったらしいな…」

はた、とオスカーは気付いた。
少なくとも意識を失う前までは自分達は居間の方にいたハズだ
「なあ、リュミエール…居間の方で飲んでた気がするんだが…」
「…ああ、あんまりにも気持ちよさそうに眠っていらしたんで…起こすのも申し訳ないかと…」
恐る恐る聞くオスカーの気持ちを察したのかにっこり微笑って
「わたくしが運ばせて頂きました。もちろんお姫様だっこで…フフv」
どごーん!!オスカーは1000ポイントのダメージを受けた。
『お前にこのオレを持ち上げられるわけが…!』あったのだ。
言い返そうとしてオスカーは止めた。長い付き合いだ。ムダな抵抗はよそう。
それが世のため人のためオレのため…(涙)
「……まさかそんな姿他人に見られてなんか…いないよな?」
滝のような汗と共にオスカーが力ない声で言ってきた。
「ああ!ちょうどそのときオリヴィエがやってきた気が…」
ガーン!!!オスカーは10000ポイントのダメージを受けた。
「あああっよりにもよってオリヴィエ…最悪だ…(涙)」
きっとあることないこと言いふらすに決まってる!とブツブツ言ってる赤毛を横に、
貴方が貘睡なさってる間にしっかりスケッチさせて頂きましたv…なんて
言ったらどんな顔されるでしょうね…フフフ

そのスケッチブックに描かれた絵は後日、セイランとの協力育成のもと、
小冊子となってウラ聖地にて売買されていたことをオスカーは知らない…(笑)

☆オマケ☆
「まったく…仕方ないですね…」
こんだけ気持ちよさそうに寝られてしまったら起こすに起こせないじゃないですか…
それでもふわっと微笑みひとつ浮かべてオスカーをベッドまで運んであげようとした時、
派手にリュミエールの私室の扉が開けられた
「ハッア〜イ☆リュミちゃんっ♪ちょ〜っとヒマだったから遊びに来ちゃった〜☆」
「おや、オリヴィエじゃないですか。ようこそ(にっこり)」
ちょうどリュミエールがオスカーを軽く小脇に抱えてまさに運ぼうとしているそのときだった…!
「あっらら〜お邪魔だったみたいね…?また出直してくるわ〜★」
(おっもしろいもん見ちゃったわ〜♪キャハハ〜★)
スキップさながらで去って行ったオリヴィエであった…





記念すべき888人目、更に1000人目にいらして下さった続くんのリクエスト、
『微笑ましい水様と炎さんの図』ということでしたので
僕的に微笑ましいと思うスチルをこしらえてみました〜(笑)
更に1000のご報告もしてくれたのでその後のお二人の駄文ものっけてみました〜
貴方の「この後お姫様だっこでもしてベッドへ連れてったりしたんですか…?」
の台詞が忘れられず…それをお話にしてみたよ〜(笑)
また余計なことを…(怒)とお思いのことでしょう!!んでやっぱりギャグで申し訳!!(><)
やっぱり魔王な水様と強がってる炎さんだけどセットでもらってやって下さいまし☆
リクエストどうもありがとね〜v
これからも僕共々!(笑)かわいそうな赤毛を愛してやってね!v

from yutaka