lies&truth



一瞬、皇帝であることを忘れそうになることがある。
宇宙侵略なんてやめていっそこのままコイツらの仲間になっちまうのもアリか…?
なんて思えてくるときがある。ほんの一瞬だけ、な…
特にお前を抱いた翌朝は…そんな衝動にかられる
…クッこのオレが、だぜ?

第一印象は気に入らなかった。でもあの眼が印象に残ってた。
警戒心むきだしの熱視線。気になって気になって仕方なかった。
どちらからけしかけたかは忘れた。
恋人出現、なんてシナリオにはなかったハズだぜ…
おかしいよな…




「…っ気に入らないね!何なんだい!?この敵は…っ」
…と、ぶつくさいいながら極楽鳥のように舞い踊らんばかりに剣技をふるうオリヴィエ。
「ええ…今回の敵はなんだか…今までと…種がちがうようですねっ…!」
オリヴィエが剣で攻撃しているすきにリュミエールが魔法を唱える。
自分は闘いに向かない、と常に言い現しているわりになかなかの連係プレイである。
「ん〜ホントはワタシも魔法使ってリュミちゃんと連係魔法でこの胸クソワッルイ敵を
やっつけたいトコだけど…とりあえずあとはまかしたよ!リュミちゃん!」
「…わかりました(微笑)魔法はわたくしが…!」
まず敵を一体やっつけた後オリヴィエはふう、とひとつ息をはいた。

「まったく…ところでアイツら何処行ったのさ!!」
「本当に…さきほどまで一緒でしたよねえ?」

(まさか…こんなときにいちゃついてたりなんかしないわよね…!!!?)
勘のいいオリヴィエはどこか宙を睨んだ。


(ご名答〜。さすがだな、オリヴィエ。)
便利な機能、魔導で察知したのかオリヴィエの恨みが届いたのか飄々とアリオスは一人ごちた。
「…ッは…ぁ……っやめろアリオス!!」
「……やめねえ。」
「……!今はこんなことやってる場合ではないだろう!?」
荒い息をはきながら高揚した顔でアリオスを睨んだ…はいいが、
顎を抑えられまた深くくちづけられる…。
そのカタチのイイ唇から甘いため息が漏れる。
だいぶ熱いキスに酔っている風だったのだが何とか理性を取り戻し、
またやや溶けかけた氷碧の瞳がアリオスを見据えた。
(…クッやっぱりアンタの怒ってる顔って妙に色気あんのな…)

角度を変えてもっと味わおうと思っていたがやむをえず中断した。
「…チッ邪魔すんじゃねーよ雑魚があ!!」
アリオスは振り向きざま突然現れたモンスターを蹴りつける。
「所かまわず盛ってるお前が悪いんだろ?」
すかさずオスカーが愛用の長剣をかまえつつアリオスの背中あわせになる形で立った。
「…ハッさっきまでオレの熱〜いキスにメロメロだったくせによ」
また人の悪い笑みをうかべながら自分も定位置に剣をかまえながら言う。
「…ったく…このモンスターより早くお前を斬り付けたい気分だぜ…」

ザシュッ!!
小気味いい音をたててニ体のモンスターは崩れ落ちた。
「…楽勝♪」ニヤっと笑いながらアリオスは言う。
「…だな。しかし何だか嫌な気配がするぜ…この森は」
フッと余裕の笑みを浮かべて剣を鞘にしまいながら言った。
「さあ!そろそろアイツら探しに行かないと!…まあ、アイツらのことだ。上手く切り抜けるとは思うが…」
少しためてから言葉を続けた。
「お嬢ちゃんが心配だ。」先ほどとはうって変わって真剣な顔になる。
「わかったよ。つくづくフェミニストだよな、アンタは!」
今日のパーティ編成はアンジェリークを筆頭にオリヴィエ、リュミエール、
そしてアリオスとオスカーという5人だった。
この辺りはモンスターの出現率がやけに高い。そして気配が妙なのだ…。
とりあえずこのメンツで近隣の森を探索してから進路を考えようということになったのだった。
 
途中で妙な霧に包まれて歩き回ってるうちにどうやら皆とはぐれたらしい…。

「アンジェリーク!!…聞こえたら返事をしてくれ…!」
…チッ。内心舌うちして諦めたようにアリオスも探し始める。
「お〜い!オリヴィエ〜!リュミエール〜!」
しばらく歩き回っていると見覚えのある派手な極彩色と水色の髪の毛が見えてきた。

静かだがハリのあるバリトンとよく通る甘めのバリトンが遠くの方から聞こえてきた。
「よう、オリヴェエ!リュミール!」
「2人供、無事だったか…」どこかほっとした表情を浮かべたオスカーだった。
「やーっと現れたねえ?」
「貴方方もご無事のようで…」
「所でオリヴィエ、アンジェリークは…?」
「……そ・こ★」オリヴィエが前方を指さした。
「……っお嬢ちゃん!!?」
「いるにはいるんだけど…な〜んか様子がおかしいんだよねえ…」
先ほどとはうって変わって神妙な表情になる。
「歓迎されないお客様がまたいらしたようですよ…?オスカー。」
いつもは穏やかな表情のリュミエールも表情が固くなる。

『あら…オスカー様じゃないですか…やっぱりアリオスと一緒なのね…』
どこか遠い眼をしてアンジェリークがうつむく。
「大丈夫か?お嬢ちゃん!!」
近寄ったオスカーにしか聞き取れない声だったが最後のひとことがひどく気になった…。

そして笑い始めた。

クス…クスクス
『男同志なのに…おかしいわよねえ?今日もアリオスに抱かれてたのかしら?オスカーサマ…?』
クスクス楽しそうにアンジェリークが微笑う。

そこにいた4人は凍り付いた。
衝撃的なひとことだった。
アンジェリークの言っていることは確かに事実だ。
誰にも知られてはいないハズだ。あまつさえ自分が抱かれている側だと…
勘のイイ、オリヴィエあたりにはバレてたかもしれない。
リュミエールは知らなかっただろうな…
でも知られたからと言ってあからさまに態度を変えるようなやつじゃないことは長い付き合いだ、
分かっている。
アリオスは当事者だし、知られたのがコイツらでよかった、とも思うのである。
男に抱かれる身となってもフェミニストを貫き通すオスカーだ。
ただ…守り愛すべき女性に言われるのはキツかった…

『ねえアリオス…そんなにオスカー様がいいの?』半分泣き出しそうな顔をした。
「ああ…お前なんかよりずっと、な」好戦的な眼をむけ言い放つ。
『あら…そんなに抱き心地でもイイのかしら?』冷たい笑みをうかべてコレットが言った。
「ま、その前にお前なんか抱く気もおきねーけどな!」
「…!やめなアリオス!!挑発すんじゃないよ!」

それまで固まっていたオスカーも我にかえって耐えきれないといった風に叫んだ。
「…もう戯れ事は結構だ…いいかげんにお嬢ちゃんから離れろ…!!
汚れを知らないお嬢ちゃんの口から下品な言葉はこれ以上ききたくない!!姿を現せ…ソリテア!!」
いつも以上につめたく冷えたアイスブルーの瞳が絶対零度の温度でもって敵-ソリテア-を見据える。
「あなたは…以前わたくし達の手によって闇に葬ったはずですが…?」
リュミエールもキツイ眼差しで先方を睨んだ。
「ソリテア…?」
「ああ、あんたは知らないだろうね…。前に聖地に入り込んできたことのある胸クソわっるい敵だよ!
ワタシ達守護聖の負の感情から生まれたらしいんだけど…」
「何故だかわかりませんが…この森にはソリテアが潜んでいたようですね…」
「へえ…じゃそのソリテアとやらがアンジェに取り付いてる、ってことだな」

「ああ…人の弱味につけこんで心の奥底にある負の感情をひきずり出すんだ、こいつは…」
アンジェリークを見据える氷碧の瞳には静かな怒りが見受けられた。

『ひどいわアリオス…っ!!貴方が憎いわ…でも貴方に愛されてるオスカー様はもっと憎い!!』
「…クッ」
さすがのオスカーもソリテアに中身をのっとられてるとはいえ、
アンジェリークに攻撃をしかけることはできなかった…
そして、いくら乗っ取られていたとしても、
アンジェリークのあの台詞の下には奥底にその感情の源があるからこそ。
アンジェリークがアリオスに向ける視線に色恋に長けたオスカーが気付かないハズはない。
(結局寝とっちまった…てことになるのか?オレは…フッ)
易々とみずから攻撃を受ける形をとったオスカー。すんでの所でアリオスが防御に入った。
「…チッ何やってんだよ、オスカー!!こんくらいの攻撃アンタなら避けられるハズだろ?」
隣で怒鳴り散らすアリオスを無視して、
「なあ、ソリテア…のり遷るならオレに執りつけよ…
お嬢ちゃんなんかよりはよっぽどとりつき甲斐があると思うぜ?
何せオレは…滅多に負の感情なんざオモテに出さないからな。その分奥底にたまってるかもしれないぜ…?」
静かな微笑みを浮かべ絶対零度の温度を保ったままの眼がアンジェリークに向けられる…
さきほどの攻撃のときに傷ついたのだろう…額から汗のごとくその髪に負けない紅がにじみ出していた。
つう…と額から一筋紅い液体がうっすら笑みの形をとっている唇を通って雫となり顎先に落ちた。

綺麗だ…とただ単純にアリオスは思ってしまった。
そんなこと考えてる場合じゃないのは分かっているのだが…。

『あら…おもしろいことを言うのね…』にっこり笑った後…
大きな竜巻きとともにアンジェリークの身体から黒い影が放たれる。
『確かに取り付き甲斐がありそうだ…自ら望んでワタシに取り込まれようとするとはな…!!』

どさっとアンジェリークがそこに倒れる。
「アンジェリーク!」
リュミエールはひとまずコレットをそこに寝かせオスカーを見た。

するとおもむろに自ら剣でつき刺したのだ…!!!

「……くっ…がはあっ!!!」
「「オスカー!!?」」とオリヴィエとリュミエール。
「…チッバカ野郎!!!」

「…くっっお…前…達…っ」
「オスカーっしっかりして下さい!」
「ソリテアなんか…に、すぐに取り込まれる程…ヤワじゃ、ない。
オレの精神力の強さを甘くみてしまっては困る…な…」
傷口が痛むのだろう、蒼白な顔で、だがうっすら笑って告げるのであった。
「…何こんな時にかっこつけてんのよ!」
口ぶりとは裏腹でオリヴィエも心配している。
刺した傷口からどくどくと血が流れでてくる。
青いマントが紅色にそまってしまうかの勢いだ…
「いいか…?こいつは形をもたない。だがな…人にとりついてるうちは精神体もソイツと直結してるんだ。
そのとき受けたダメージは直でソリテアにもいくはずだ…」
ゴボッと刺した傷口からまた大量の血がでてきた
「…っくっ!!」
「あんたホントに…バカなヤツだよ…アンタはここでゆっくり休んでな!!」
半分泣いてるような怒ってるような複雑な顔でオリヴィエが言う。
「まったく…自分の力を過信しすぎですよ…!勝手に逝ったりしたらわたくし許しませんから…!」
おもいっきり眉根をよせ哀しげな表情なリュミエール。
「大丈夫、こいつが簡単に命を落とすと思うか…?なあ、オスカー」
オスカーを抱き上げながらいつもと変わらない口調で、でもひどく眼は揺れている…
「当り…前だ!…不意打ちでねらったからな…さ!アイツが弱ってるウチに、
…後はたのんだぜ?」フ…とオスカーは笑った。
オスカーが気を失う前最後に見たのはアリオスだった…。

「…!?クッ」
アリオスが突然崩れおちた。
頭をかかえて地面に片膝をついて痛みに耐えているようだ…


とりあえず回復魔法をかけ、オスカーを横に寝かせながらまず、オリヴィエが言った。
「全く…今度はアリオス!?」
険しい顔で普段のおちゃらけモードはいっさい消え失せた。
夢を司どる守護聖らしい明るく華やか彩りをみせていた瞳は悪夢を呼びおこさせるような怒りに満ちている。
「次から次へと…しぶといですね…」
いつもは穏やかな湖 を思わせるその瞳は一気に氷りついて冷たい視線で見下ろした。
オリヴィエとリュミエールの顔には笑顔はない。
2人ともなんだかんだ言ってオスカーのことが好きなのだ。
大切な仲間であるオスカーを傷つけられて腹がたたない2人ではない。


一体なんなんだよ…
頭が痛くて仕方がない
『我が名は皇帝…眼の前の男は我の敵…何をやっている?アリオス…』
漆黒の髪に金眼と翠の眼をした男があざ笑う…
ふざけんな!!皇帝はオレだっつうの…。


「…ちょっとまて…ここはオレにまかせてくれないか…?」
「アリオス…!よかったアンタも並大抵の精神力じゃないわよね、完全に取り込まれてはいなかったか★」
「…何か得策があるのですか…?」
「ああ…でもあまり人にはお見せできないシロモノでな…特にお前ら『守護聖』には…な」
「「…え?」」
次の瞬間オリヴィエとリュミエールは気を失った。

すまねえな、2人共…
この姿をまだ見せる訳にはいかねえんだ。

こんなヤツ魔導を使えばなんとかなるだろ…!!
せっかくオスカーが身体をはってかなりその力を弱めてくれたのだ。
それでもアリオスの姿のままでしとめるには難があった。

「よう、『ソリテア』さんよう?オスカーの中は心地ヨカッタか?」
ニヤリ…と笑ってみせた。
『ククク、おもしろい…!炎の守護聖もお前もな!!』
「オレはそう簡単にはいかねーぜ。お前に負けねえ位オレの心はドス黒い。今の全てがウソ、偽りだからな」
『クク…そのおかげで我は身体を手に入れた…礼を言おう?』
「ああ…どうやらお前はオレに取り付いたことによって具現化したようだな…」
ひと呼吸おいて、
「…てことは攻撃をしかけられるってことだよなあ??」
アリオスはレヴィアスの背後に回りこんだ。
『我はお前の一部だぞ?本当に…何をやっきになっている?アリオス…。 目的を忘れたか…?』
「…!」
一瞬アリオスが躊躇してしまったのをソリテアは見のがさなかった。
アリオスの攻撃をかわしはしたがオスカーにうけたダメ−ジがきいてるらしく
時々鈍い声を上げている…。

そしてレヴィアスの姿を借りたソリテアは横たわっているオスカーに近付いた。
「…そいつに指1本触れるんじゃねえっ!」
『…フッ』
レヴィアスはアリオスを一瞬にらんだあとオスカーに口づけた。
オスカーは気を失っているままだが無意識に甘く湿った息がもれる。
「ん……」
『ククッ確かに感度はいいかもしれんな。
そんなに炎の守護聖がお気に入りならさっさと正体ばらして宇宙制服とやらを成し遂げて、
性奴隷でもなんでもしちまえばいいだろう…?』
ニヤニヤと笑いながら皇帝の姿をしたソリテアは言うのだった。
『こいつは敵なんだよ…なんなら我が今ここで殺してやろうか…?』

レヴィアスの手がオスカーの咽にかかったそのときだった。

「うる…せえよ!オレ様の身体に乗り移った…己の不運を呪え…」

その目の覚めるような銀髪から漆黒の髪へ…
そして翠の双僻であったはずが金と翠のオッドアイへと姿をかえた。

「ゼロブレイク…!!!」
レヴィアスめがけて雷が落ちる――――

自分の姿をしていたとしてもそれは他人。
他人に愛しい人を殺されることを想像したら虫酸が走った。
「オレ以外のヤツがアイツを殺すことは許さない…!」
確かにあの瞬間、アリオスはそう思ったのだ…

その瞬間当り一面に爆風がおこり、ヤツの身体にとどめをさした。
その後もオレは狂ったように攻撃していた。
意識を取り戻したオスカーによび止められるまでは…
「もうよせ!アリオス!…正気になれ」
あの氷碧の瞳がアリオスを捕らえ力強いが優しいバリトンに、やっと冷静さをとりもどした。

その時のオレの髪は黒かったか…?いつもどうり銀だったか…?


「…オスカー!!」
すぐさまオレは近寄りオスカーを抱き起こす。
すると気を失っていたリュミエールとオリヴィエも起きだした。
「…ん…?アレ?ワタシ達…」
「…は!!ソリテアは!?大丈夫でしたか、アリオス!」
「…心配ねーよ…。アイツは消えたよ。それよかこの手負いの赤毛とこの小娘をなんとかしねーと」
「そうですね…しっかりして下さいっアンジェリーク!」

当り一面火の海に染まる…
火の海から気をうしなっているアンジェリークを抱くようにしてリュミエールが、
かなりの負傷を負っているがだがなんとか意識を取り戻したオスカーをアリオスが支えるように肩を抱き、
反対側にオリヴィエが手を貸す。

あまりにも帰りが遅く、山火事が近くで起こったことを知ったその他のメンバーが
探索に行ったメンバーを探していた…。
「…!!オスカー様!!!」
それをいち早くみつけたランディがオスカーにかけよる。
「皆さんも…大丈夫ですかっ!!?」
「ん〜残念ながらあんま大丈夫とは言えないねえ〜得にコイツが★」
オリヴィエは横でしかめっ面をしている赤毛をこついた。
「ああ…立派に重傷だ。オイ、こいつを早く手当てしてやってくれ!」
アリオスもちょっとむくれ気味の顔にむかって「男前が台無しだぜえ?」
と、ニヤついて付け加えた。 「うるさい!名誉の負傷だ!」
「所でお嬢ちゃんは…」
「アンジェリークは無事ですよ。…今は気を失っていますが…じっくり眠れば目をさますでしょう…」


その後は…皆と合流して…とりあえずアンジェとオスカーは休ませて…
オリヴィエとリュミエールはあの偉そうな金髪野郎に報告に行っている…
ああ、お前の大切な『お嬢ちゃん』は乗っ取られてる間の記憶は綺麗さっぱりないそうだ。
…クッよかったなあ、オスカー。
後の2人は知らねえが、な。

今日はほんとに疲れたぜ…
目の前で死んだように眠る赤毛の男を見つめながらアリオスは思う。


不思議な気分だった…
もちろんアレは自分の姿をしたにすぎない悪の意識体だ。
だがそいつと対峙してそいつにとどめをさしたとき…
守護聖の仲間である旅の剣士アリオスとして守護聖の敵である皇帝レヴィアスを倒したような…
そんな錯覚。


心のどこかで警報が鳴っている。
もちろん信念を曲げるつもりはない。
自らつくったシナリオに漬かりすぎているのは知ってる。
解っているが…

ミイラ採りがミイラになった。
ああ、もう否定はしねーよ。


手放すには惜しい男だぜ…オスカー。
まだ、アンタに触れていたいんだ…
まだ、お前を手放せない…



もう少しこのフィクションを楽しんでからだって、宇宙侵略は遅くはないだろ?皇帝…。

フと見上げた窓ガラスに写りこんでいる自分の姿と目があった。


fin







記念すべき1111人目にいらしてくれたお嬢ちゃん、明夜さまからのリクエストで
『アリオスカーで、どちらかがどちらかを庇って負傷、切れるどちらか』のお話でした☆
お嬢ちゃんのリクエストにお答えして極悪鳥オリヴィエと魔王リュミエールも登場させてみたぜ!(笑)
が、しかし…もっもうしわけございません〜〜!!(><)
とてつもなくわけわからない話になってしまいました〜〜!!!(号泣)
そしてリクエストに全然お応えできてない気が…(滝汗)
レヴィは出てくるし、オスカー自虐プレイに走るし、お嬢ちゃん悪者だし…(笑)
アリオスに至ってはだったら宇宙侵略なんてやめちまえ!!だし(笑)
アリオスさんのキレっぷりが足りない気がするし…
ギャグならもっと暴れさせられたんですが、慣れないシリアスに挑戦してみたので見事に散りました…(涙)
やっぱり天レク設定は捨てがたかったので、
レヴィアス以外に、アリオスやオスカーが苦戦するぐらいの敵が思いつかなくって…(涙)
とってもなつかしいネタを引っぱり出してしましたv(死)『緋の輪郭』…懐かしい!!
「もしもソリテアがアリオスにとりついたとしたら…」をテーマに(勝手に…)
物語りを進めてしまいました(^^:

微妙にコミカルな面もでちゃってたとは思いますが
(うちのアリオスカーはどうにもいちゃつきたいみたいです・笑)
こんな駄文で申し訳ないですが、明夜さんに捧げます!!(><)
愛のリクエスト、どうもありがとうございましたっvv

from yutaka




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